映画 残像 ☆☆☆☆

■  POWIDOKI  2016年  ポーランド 99分
         (名演小劇場)

■ 監督 アンジェイ・ワイダ
■ 脚本 アンジェイ・ワイダ
■ 撮影 パヴェウ・エデルマン
■ 音楽 アンジェイ・パヌフニク
■ 出演 ボグスワフ・リンダ
        ブロニスワヴァ・ザマホフスカ


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アンジェイ・ワイダ。
「自由」と「抵抗」の映画作家。

90歳にして、前衛画家ストゥシェミンスキの最期
を、はっと胸を衝くショットを交えて描き、そして
昨年に逝去した。

「灰とダイヤモンド」でみせた革命への痛切は
遺作となったこの「残像」にも感じられる。

ワイダが追究したかったのは、人の持つ強い意志の
在り様だったに違いない。
と同時に、全体主義への反発と警鐘だったろう。

主演のボグスワフ・リンダと
娘役のブロニスワヴァ・ザマホフスカが
素晴らしい。

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ワイダは佳き俳優にも恵まれた映画監督だった。