映画 クリミナル・アフェア 魔警 ☆☆

■ 魔警 THAT DEMON WITHIN 2014年
       香港 111分 (シネマスコーレ)
■ 監督 ダンテ・ラム 
■ 脚本 ダンテ・ラム ジャック・ン
■ 撮影 ケニー・ツェー
■ 音楽 レオン・コー
■ 出演 ダニエル・ウー ニック・チョン  
 
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サスペンスというよりは、オカルト的な味わいの
濃い異質の香港クライム映画だ。

陰鬱そうな目をもった俳優ダニエル・ウー。適役。
不敵で冷酷な面構えのニック・チョン。適役。

警官だって魔に魅入られることがあるのだろう。
しかし、「魔警」となったことに合理的な理由を付け
ようとすれば、犯罪映画としての面白味に欠ける
ことになる。もっともっと主人公の暴走だけを描い
てほしかった。

それでも、撮影は相変わらず迫力が満載で素晴らしい。
キャスティングもいい。

ダンテ・ラムのスピード感のあふれる映画をわたしは
大好きだから、次回作にぜひ期待したい。


映画 イミテーション・ゲーム ☆☆☆☆

■ THE IMITATION GAME 2014年 イギリス/アメリカ 115分
                (TOHOシネマズ名古屋ベイシティ)
■ 監督 モルテン・ティルドゥム
■ 脚本 グレアム・ムーア
■ 撮影 オスカル・ファウラ
■ 音楽 アレクサンドル・デスプラ
■ 主演 ベネディクト・カンバーバッチ 

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暗号解析の果てに解読チームが知るパラドックス。
稀代の頭脳をもつアラン・チューリングの懊悩。

観客は、事実に基づいた原作・脚本にいつの間にか引き込まれ、
カンバーバッチによって、異才の学者チューリングの存在を実感する。




映画 女神は二度微笑む ☆☆☆

■ KAHAANI 2012年 インド 123分 (名演小劇場)
■ 監督・脚本 スジョイ・ゴーシュ
■ 音楽 ヴィシャール=シェーカル
■ 
出演 ヴィディヤ・バラン パランブラタ・チャテルジー  
      ナワーズッディーン・シッディーキー

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テンポの良い展開で最後まで見せる本格的娯楽
サスペンス映画に仕上がっている。

「踊るインド映画」ではお目に掛かることの少ない
雑踏風景(映画の舞台は大都市コルカタ-旧名
カルカッタ)が、日本人の私には新鮮で興味深か
った。

ストーリーは観客の予想の数歩先を走る感じで、
飽きさせない。
殺し屋のメガネ男もユニークな人物。
ヒロインも美人。

後で考えてみれば設定や状況に無理はあるもの
の、こうしたインド映画は大歓迎である。



映画 エレナの惑い ☆☆☆☆

■ Елена 2011年 ロシア 109分 (名古屋シネマテーク) 
■ 監督・脚本 アンドレイ・ズビャギンツェフ 
■ 撮影 ミハイル・クリチマン
■ 音楽 フィリップ・グラス
■ 
主演 ナジェジダ・マルキナ

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エレナのとった行動。
それは愛情? 母親の本能?
それは家族に幸福をもたらすのか。
それとも・・。

監督アンドレイ・ズビャギンツェフの目は
静かで鋭く、そして澄みわたっている。





  

映画 おみおくりの作法 ☆☆☆☆ 

■ STILL LIFE  2013年 イギリス/イタリア 91分
                   (名演小劇場)

■ 監督・脚本 ウベルト・パゾリーニ
■ 撮影 ステファーノ・ファリヴェーネ
■ 音楽  レイチェル・ポートマン
■ 出演 エディ・マーサン  ジョアンヌ・フロガット

  
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STILL LIFE。

生きる者と死する者。


主人公ジョン・メイを演じたエディ・マーサンが素晴らしい。