映画 アメリカン・スナイパー ☆☆☆☆

■ AMERICAN SNIPER 2014年 アメリカ 132分
                  (109シネマズ名古屋)
■ 監督 クリント・イーストウッド
■ 脚本 ジェイソン・ホール
■ 撮影 トム・スターン
■ 
出演 ブラッドリー・クーパー

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いつもながら、イーストウッドの映画は苦い。

とりわけ、この作品は苦く、無音で流れるエンドロールが

それを決定付けているかのようだ。








  

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映画 スペシャルID 特殊身分 ☆☆☆  

■ 2014年 中国/香港 99分 (ピカデリー) 
■ 監督 クラレンス・フォク(霍耀良)
■ アクション監督 ドニー・イェン 
■ 出演 ドニー・イェン(甄子丹)
      アンディ・オン(安志杰)
      ジン・ティエン(景甜) 

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甄子丹と安志杰の総合格闘技的アクションがすばらしい。
とくに無頼漢ぶりが絵になっている安志杰の放つ熱気には
暴力的魅力を感じさせるものがある。

本作の圧巻シーンは、クライマックスでのカーチェイス。
これまで観たカーチェイス・アクションのベストワンだと断言したいほどだ。
女刑事ファンがこんなにも活躍するとは!
そして、その様にこんなにも手に汗を握るとは!

映画  フォックスキャッチャー ☆☆☆

■ FOXCATCHER 2014年 アメリカ 135分
                    (MOVIX三好)
■ 監督 ベネット・ミラー
■ 脚本 E・マックス・フライ   ダン・ファターマン
■ 
出演 スティーヴ・カレル チャニング・テイタム
             マーク・ラファロ
   ヴァネッサ・レッドグレーヴ

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     …に刃物。
     …に銃器。
     …に資産。
     …に権力。
     そして、…にコンプレックス。
 

      アメリカの狂信の一面。

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映画  さらば、愛の言葉よ ☆☆☆

■ ADIEU AU LANGAGE 3D 2014年 フランス 69分
                     (センチュリーシネマ)
■ 監督・編集 ジャン=リュック・ゴダール
■ 撮影 ファブリス・アラーニョ

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これがゴダールだ。

80歳を超えても、こうしたフィルムを創る異才は健在で
観客はただただ感心する他にないではないか。

名古屋の映画館では、3D上映でなかったのが心残りだ。


映画 二重生活 ☆☆☆☆


■ 
浮城謎事 MYSTERY 2012年 中国/フランス 98分
                  (名古屋シネマテーク) 
■ 監督 ロウ・イエ(婁燁)
■ 脚本 ロウ・イエ  メイ・フォン
■ 撮影 ツアン・チアン
■ 
音楽 ペイマン・ヤザニアン    

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ロウ・イエのフィルムには、透徹と熱気がある。

人に有るどうしようもない蠢欲が謎事を起こし、
悲劇とも茶番ともつかない生活が展開する。

登場人物の表情が発する冷めた熱気と惨事とを
鮮やかなカメラワークで私たちに見せてくれる。

今尾の左義長

 2月11日 海津町今尾の左義長を見に出かけました

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炙られた竹はボンボンと大きな音を立てて
          笹の葉をそこかしこに吹き飛ばしました
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燃えて降ってくる黒い灰を浴びながら
         人は無病息災と豊饒を祈ります



映画 ジャッジ 裁かれる判事 ☆☆☆☆

■ THE JUDGE 2014年 アメリカ 142分
              (109シネマズ名古屋)

■ 監督 デヴィッド・ドブキン
■ 原案 デヴィッド・ドブキン ニック・シェンク
■ 脚本 ニック・シェンク  ビル・ドゥビューク
■ 出演 ロバート・ダウニー・Jr
       ロバート・デュヴァル

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脚本がよく出来ている映画だ。

裁判物とホームドラマとの融合-それは、ともすると
甘くなりがちなのだが、この映画はそうではない。

その理由は、様々な二重性、あるいは対比が巧みに
組み込まれた面白さ。
そして、緊張感とわずかなユーモアを醸し出すような
繰り返しのはぐらかし方。その気取らないほどの妙味。
(未見の人のために、具体的には云えないが…)

キャスティングも心憎い。
ロバート・ダウニー・Jrが演じる雄弁で利得的そうな弁護士。
誠実で厳正な判事像を好演する ロバート・デュヴァルの存在感。

2時間半近くの長さの作品だが、観客を飽きさせない。
アメリカ映画もまだまだ面白いのだ。