カトマンズ空港の人    線スケッチ

ネパールのカトマンズ空港では霧の発生のために
飛行機が発着出来ないのは、日常茶飯事です。
私が訪れた日も、フライトが出来るまで、待つこと3時間-。
そんな待合室での人々の表情をスケッチしました。

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カトマンズ03 20121223web       カトマンズ01 20121223web



         

映画 凶悪 ☆☆☆☆

 2013年 128分 (MOVIX三好)
 監督・共同脚本 白石和彌
 脚本 高橋泉
 出演 ピエール瀧 リリー・フランキー 山田孝之 白川和子

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雑誌記者藤井の生硬な態度がやや気にかかったが、それを除けば
この種の映画では、韓国に及ばなかった日本にも、観客をして震撼
たらしめる作品が誕生したように思う。
                *     
ピエールとリリーという二人の役者に加えて、白川の好演ぶりには
ついつい引き込まれてしまった。いや、三人だけではない。
記者を除いて、登場するのが生身の人間だというのが凄いのだ。
                *
「冷たい熱帯魚」にも比肩すべき映画で、今年の日本映画の収穫と
なるに違いない。

             
    

スイム 消しゴムはんこ

水泳飛び込みのパフォーマンス
本を参考に彫りました

週に数回泳ぐスイミングプールのカードに添付して使用
無論 このようなパフォーマンスはプールでは禁止ですし
真似をしようとも思いませんし
出来もしません
ただ そのイメージが好きなのです


   20131010 飛び込みweb

       (おおむね25×30ミリ)

卓球  消しゴムはんこ

卓球の三態です
元のデザインは本を参考にしました
卓球をするスポーツジムの会員カードの添付して使っています

2013 1011卓球 web 
 (判の大きさ おおむね28×22ミリ)


結月の誕生印    消しゴムはんこ


結月(ゆづき)の誕生印です


2013 1009 結月 誕生印 web


  (印の大きさ 20×22ミリ)

映画 「また、必ず会おう」と誰もが言った。 ☆☆☆★

■ 2013年 104分 (大垣コロナシネマワールド)
■ 監督 古厩智之
■ 原作 喜多川泰
■ 脚本 加藤淳也

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日本の新しい青春ロードムービーの誕生か、
そんな予感を抱かせる作品だ。
             
「零点」高校生が、すこしだけ変わる。
成長と言うには、ほんのわずかな変化かも知れない。
そこがこの映画のよさだ。
嘘っぽくないのだ。
             
104分がとても短く感じられた。
旅のエピソードをもっとみせて欲しかった。
そう思うほど魅力的な日本映画だった。
 

DVD 陽気な幽霊 ☆☆☆

 BLITHE SPIRIT 1945年 イギリス 96分
 監督・共同脚本 デヴィッド・リーン
 原作 ノエル・カワード
 出演 レックス・ハリソン ケイ・ハモンド マーガレット・ラザフォード
    
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のちに巨匠となるD・リーンのナンセンスコメディ。

たわいのない、洒落た幽霊映画は、なんとカラー!

当時のイギリス映画の色彩技術の高さも楽しめる

一編だ。


映画 そして父になる ☆☆☆

■ 2013年 120分 (MOVIX三好)
■ 監督・脚本 是枝裕和
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普通、親が我が子を選ぶことはできない。
一方、子も我が親を選ぶことはできない。
映画「そして父になる」は、
そのような「普通」を覆す取り違え事件を設定して
展開されるホームドラマである。
その着想と子役たちの好演が、この映画を最後まで
支えていく。
           *
対照的に描かれる野々宮と斎木の家庭。
図式的といってもよいほどだ。
エリートと庶民。
高層階マンションと平屋建て。 
高級一眼レフとコンパクトデジカメ。
上昇志向と自然体。
冷厳と温和。
リリー・フランキー、真木よう子が好演して、斎木の
庶民的で温かい家庭の雰囲気をうまく出している。
           *
やがて、映画は、親が子を選ぼうとする視点から
子が親を選ぶ(望む)視点に転換していき、野々宮
の気持ちが温かいものに変わるところで終わる。
           *
しかし、野々宮は競争心の強い男だ。
向上意識、上昇志向もすぐには消えないだろう。
父として彼は、本当に変わり得るのだろうか…。
息子の慶多が慕う父になるのだろうか…。
           *
真のドラマは、映画のエンドマークから始まるのでは…
そんな幕切れの映画だった。 

映画 地獄でなぜ悪い ☆☆

■ 2012年 129分 (ミッドランドスクエアシネマ)
■ 監督・脚本 園子温

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このフィルムもまた、園シネマの一つなのだ。
差詰め、血笑編というところか。
            *
笑いを誘おうとする、役者たちの大げさな演技。
暴力団の殺し合いを、エンターテイメント映画
として製作することに取り憑かれた人間ども。
血しぶきを噴き上げ天井高く舞い飛ぶ腕、生首。
稚戯、独善、自己愛、そして殺戮の快楽に身を
ゆだねる狂喜の極致。
            *
しかし、傑作「冷たい熱帯魚」を超えることはなかった。

 

映画 ブッダ・マウンテン ~希望と祈りの旅 ☆☆☆★


 観音山 BUDDHA MOUNTAIN 2010年 中国109分
(シネマスコーレ)
 監督 リー・ユー(李玉)
 脚本 リー・ユー  ファン・リー
 撮影・編集 ツォン・ジェン(曾剣)
 音楽 ペイマン・ヤザニアン

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「ブッダ・マウンテン」は不思議な落差を感じさせる映画だ。
            *
登場する人物たちは、それぞれに何かしらの重い、負の
境遇を背負っている。
親のこと、子のこと、不具のこと、取り返せない過去のこと
…いずれも痛切な境遇だ。
           *
それらの「痛切」な題材にもかかわらず、観音山へ向かう
貨物列車上のでの若者たちの高揚する姿。
それを圧倒的な躍動感でとらえた撮影と編集の鮮やかさ!
アンバランスとも思えるこの落差こそ、映画の核心のように
思えてくる。
             *             
その核心とは
親と子の思いの落差。
生者と死者の思いの落差。
永遠のとらえ方の落差。
チャン・ユエチンのとった行動に対する思いの落差。
そして、映画は不思議な落差を残したまま終わるのだ。
 
           

映画 悪いやつら ☆☆☆★

■ 2012年 韓国 133分 (シネマスコーレ)
■ 監督・脚本 ユン・ジョンビン
■ 出演 チェ・ミンシク  ハ・ジョンウ


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ヤクザでもなく、財界人でもないミンシク演じる
イクヒョンの悪党ぶりが、なかなか面白い。
強かに生きる人間というのは、こんな人物を指
すのだろう。
大叔父に掻き回されるジョンウの若ヤクザ頭は
悪党になりきれず、割を食わされる羽目になる。
が、彼も世間から見れば、悪党と言うべきか。
            *
ユン・ジョンビンの「許されざる者」をDVDで観た
ことがある。低予算のシビアな良い映画だった。
夜の侘びしい室内や、雨がびしょびしょと降るシ
ーンは今でも鮮やかな印象的として残っている。
           *
「悪いやつら」も、自らのオリジナル脚本であり、
良いセンスをもった監督だ。 
後半部をもっと簡潔にすれば、さらに作品は弾
けた印象となるに違いない。
画面の外から聞こえる最後のセリフは、恐ろしさ
とともに今後の展開を予感させて、観客を嬉しく
させてくれる。 
監督ジョンビンと俳優ジョンウの映画はとにかく
面白い。