9月の映画 2009
映画
THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD ☆☆☆★
美代子阿佐ヶ谷気分 ☆☆☆☆★
つみきのいえ ☆☆☆☆
THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD
■ THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD 2時間9分
(名古屋 ゴールド劇場)
■ 監督 キム・ジウン
■ 私の採点 ☆☆☆★
マカロニウエスタン「続・夕陽のガンマン」の韓国版西部劇で
愉しめる。
2007年に三池崇史が監督した、和製西部劇スキヤキウエ
スタン「ジャンゴ」よりも、ユーモラスで、スタイリッシュな点が
面白かった。また、元祖「続・夕陽のガンマン」でもそうだった
が、善い奴以外の二人の方に、人間味が感じられる点も興
味深い。
ともかく今、アジア映画はハリウッド映画よりも格段に面白く
質も高いことは疑いのないことだ。
美代子阿佐ヶ谷気分
■ 美代子阿佐ヶ谷気分 1時間26分(名古屋シネマテーク)
■ 監督 坪田義史
■ 私の採点 ☆☆☆☆★
阿佐ヶ谷の彼の部屋であたし平和よ。
美代子のそんなモノローグで始まるこの映画には
静かで 激しく 官能的で 狂気と殺気が横たわっ
ているかのようだ。
「月刊漫画ガロ」の作家、安部愼一と妻美代子のの青春。
つみきのいえ
■ つみきのいえ 12分 (ウイルあいち)
■ 監督 加藤久仁生
■ 私の採点 ☆☆☆☆
この作品が上映される「あいち国際女性映画祭2009」
(会場「ウイルあいち」ほか)の9月5日のプログラムは、
鑑賞券が完売となるほどの盛況ぶり。
当プログラムでは、この作品を含め加藤久仁生、野村辰寿、
稲葉卓也、坂井治の4人が制作した代表的な作品計20本
(56分)も同時上映された。
「つみきのいえ」もいいけど、「或る旅人の日記 赤い実」
(加藤久仁生監督/2003年/5分47秒)に登場する、ウマ
のようにあしの長いブタの姿に、私はこころから愉しんだ。
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