ヒマラヤを見に行こう
ヒマラヤを見に行こう。
遠くからでもよいので、実際に見てみたい-
そう思って出かけた12月のネパール。
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① 2012年12月18日 標高6,650mのフルビ・チャツ山
(午後5時 ナガルコットのホテル屋上より)
② 12月19日
左はアンナプルナⅣ峰7525m 右はアンナプルナⅡ峰7937m
(午後5時 ノーダラの丘より)
③ 12月20日
アンナプルナⅠ峰8091m(世界第10位の高さ)
(12時 ラムコットの丘より)
マチャプチャレ 6993m 宗教上の理由で禁足の山
(午後4時15分 ウルトラライトプレーン機の後部座席より)
ウルトラライトプレーン-二人乗りノンフードの超軽機-操縦士と私(後部座席)
眼の前に迫るマチャプチャレ6993m
アンナプルナⅢ峰7555m
④ 12月22日
左正面がマナスル8163m(世界第8位)
(午前10時 カトマンズへの定期便機内より)
⑤ 12月23日
中央がエベレスト8848m(世界第1位) 右がローツェ8512m(世界第4位)
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幸運にも、ヒマラヤの山々を見ることができた今回の旅に感謝!
それにしても、ヒマラヤは凄い[E:sign01]
アルプス紀行 その5 また絵はがき考
絵はがきの変わり種
① 大きめの絵はがき 21×10.5センチ
( ユングフラウ鉄道 )
キオスクなどで、1.2~1.5 CHF (96~120円)で売っています。
スイスでは、よく売られている大きさなので、変わり種というほどではないのかも
知れません。
しかし、日本では、ほとんど目にすることのない大きさの絵はがきなのです。
所謂ハガキサイズではないのですが、定形郵便物の大きさですから、重さが
25グラム以内なら、切手代は80円となります。
いかにも外国の絵はがきだ、という印象与える大きさなので、受け取る人には
喜ばれると思います。
② 凹凸のある絵はがき(大きさは日本のハガキとほぼ同じ)
値段は7.8 CHF(約630円)
グリンデルワルト地方の山岳地図を立体的
にした絵はがきです。
山や湖、町、氷河の名まで書かれています。
山岳ファン向きの絵はがき。
Eiger(アイガー)3970mと書かれているこ
とがわかります。
立体感が素晴らしい絵はがきです。
この絵はがきは、山岳写真を撮っていて、スイスアルプスにも数回出かけた
経験のある友人Kさんに出しました。25グラム以内なので、切手は80円。
彼は今年の7月末から、山々の撮影にスイスの出かけるそうです。
アルプス紀行 その4 絵はがき考
町のキオスクなどで売られている絵はがきの紹介です。
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同じ大きさの写真絵はがきでも、よく見るとちょっと違っているな、と気付きました。
①タイプ 写真だけの絵はがき ②タイプ 町と山の名が印刷されている
( ミューレンの町 ) ( ミューレンの町 )
③タイプ ②に加えて山の標高も印刷 ④タイプ ③に加えて町の標高も印刷
( フィルスト展望台 ) ( メンリッヒェン展望台 )
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①~④とも大きさは、14.8×10.5センチ。
この大きさが、いちばん多く売られているようです。
1枚の値段は、0.8~1.2 CHF(スイスフラン)
帰国したあとで、日本から友人に送ります。
(以前、現地から絵はがきを送った経験がありますが、着くのに日数が
かかり過ぎるので、それからは日本に帰ってから書くようになりました)
この大きさなら、50円切手を貼ればオーケーです。
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山に関心のある人には、山の名称・標高が書かれている③・④タイプの
絵はがきで便りを書くのが、よいのかも知れませんね。
スイスアルプス紀行 その1 アイガー北壁に想う
7月上旬、スイス・ユングフラウ地方のハイキングコースを歩きました。
この目で、アイガーをいろいろな角度から見上げました。
実際アイガーの北壁は、東や西の面とは異なり、まさに垂直の岩壁でした。
北東から見るアイガー 北から見るアイガー
(7/3 am6:08 ミューレン) (7/5 am8:15 メンリッヘン~クライネ・シャイデック)
北西から見るアイガー 北北東から見るアイガー
(7/4 am11:58 クライネ・シャイデック) (7/5 pm7:29 グリンデルワルト)
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1936年7月、T・クルツたち若き4人の登山家を襲った伝説的な遭難死。
アイガー北壁登攀の困難さとその悲劇を思わないではいられませんでした。
帰国して、再びDVD「運命を分けたザイル2」を観ました。
上空からのアイガー 登るジョーの映像 再現ドラマの映像
左側が北壁
(いずれも「運命を分けたザイル2」 2007年製作 イギリス 74分 の映像の一部)
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劇映画「アイガー北壁」よりも、はるかにすぐれている「運命を分けたザイル2」は、
ペルーで遭難した経験のある登山家ジョー・シンプソンが、クルツらの登攀コース
を実際に登りながら、事実に忠実な再現ドラマを交えて語る見事な山岳映画の傑
作です。
アイガー北壁を登る迫真の映像と、遭難死の淵から生還した登山家の言葉とで
クルツたちの痛苦と心情を鮮烈に描いています。
見終わって言葉が出ない映画はいくつかありますが、
この映画もその一つでした。
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アイガーを目の前にした旅は、伝説的な悲劇を想う旅でもありました。
山歩きは 子供も老人も若者も 愉しい
シャモニ アルプスだより その4
モンブラン山系を実際に歩いてみると、いろいろな人が山歩きを愉しんで
いることを実感します。それは、アプローチの容易さが大きいと思います。
ロープウェイで2千~3千mの高さまで運んでくれます。湿気の低い気候
も大きいでしょう。日差しは強いのですが、汗は流れません。山行中に私
もタオルを使ったことはなく、体力の消耗も少ないと思いました。そのほか
施設が清潔で使い易いことや、短い区間に食事や飲み物を供する山岳
レストランが必ずあることなども、少なからぬ好影響を与えているようです。
ここでは、子供も、老人も、若者も、みんなが安心してハイキングを愉しむ
ことができます。
好天の北八ヶ岳・天狗岳 2010年2月22日
2010年 2月 天狗岳山行 行動表
【2月22日(月)】[E:sun]
渋ノ湯7:55-八方台分岐8:40-黒百合ヒュッテ10:00(小休止)-
中山峠10:50-東天狗岳山頂11:55-中山峠-にゅう分岐13:35
(小休止)-黒百合ヒュッテ14:50(泊)
【2月23日(火)】[E:sun]
黒百合ヒュッテ9:10-渋ノ湯10:25
八方台手前の山道 黒百合ヒュッテ
東天狗岳への踏み跡 西天狗岳に向かう単独者
(夏ルートよりやや西に付いてる) (東天狗岳山頂から望む)
赤岳(奥の左手) 阿弥陀岳(右手) 枝も凍る八ヶ岳の冬の烈風
(東天狗岳山頂から望む) (天狗岳取り付き付近)
* カメラ:ルミックスFX-37 IAモードで撮影
20年ぶりに歩く表銀座 その2 鳥や花など
2日目 8/3 快晴
太腿の様子を確かめながら、ゆっくり起きる。
朝日に照らされた燕岳まで散歩する。
燕山荘テント場発 6:58
大天井小屋着 10:10
小屋前のベンチで、小休止。陽射しが強い。
大天井小屋発 10:40
快晴。穂高連峰や槍ヶ岳の展望を、満喫しながら歩く。
太腿の痛みは、感じない。
常念小屋テント場着 14:00
快晴の槍ヶ岳 3180m
東天井岳 2814m ~ 横通岳 2767m の稜線から望む
( 2008.8.3 am11:07 DIMAGE A200 autoモード撮影)
北ア表銀座の鳥・花
コマクサの花を食べるウソ(鷽) ハクサンイチゲ(白山一花)
燕岳の稜線にて 08.8.3 東大天井岳の南面にて 同
センジュガンピ(千手岩菲) クルマユリ(車百合)
別名・白いナデシコ 8.4 葉がくるまのように輪生する
一ノ沢 胸突八丁付近 一ノ沢 笠原付近 8.4
写真のほかに、鳥は、ホシガラス・イワヒバリ
花は、シナノキンバイ・チングルマ・ツガザクラ・ハクサンフウロ
シモツケソウ・アオノツガザクラ・ゴゼンタチバナ・マルバ
ダケブキ・チシマギキョウ・ミヤマカラマツなどが見られた。
COSMO 越百山2613mの初秋
中央アルプス越百山へ行きました。
木曽側の伊奈川ダム上流ゲートから0635に入山。
登山口(通過時刻0715)と頂上との高度差が約1550m。
展望の開けない樹林帯を登る道が連続していました。
頂上直下の越百小屋まで約4時間、到着時刻1033。
小屋に1泊するつもりで登ってきたのに、何と、予約客ですでに満員。
悪いけれど当日客は断っています、と小屋の人から聞かされました。
越百(泊)~南駒ヶ岳コースをあきらめ、日帰りピストン山行に変更。
越百山 越百小屋(越百山付近から)
射す陽は、まだ夏。
渡る風は、すでに秋。
木陰の赤い実は、タカシマランの実。
稜線の赤い実は、ナナカマド。
起伏のある8時間の日帰りピストン山行は、
ひざの裏側に痛みを生じさせるのに、十分過ぎるものでした。
しかし、「上の水場」で飲んだ湧き水のうまさ。
それは脚の痛みを補って余りある、街ではとても口にできない水。
私は、あの水を飲むための越百へ行ったのかも知れない-
そんな気にさせる山行でした。
上流ゲート着時刻1523。
夏の白馬大池 その1(写真編)
( いずれも以下 コニカミノルタ DIMAGE A200 で撮影 )
2007年 8月9日・10日・11日
3年ぶりに白馬大池へ単独行。テントを背負って行きました。
好天と可憐な花と、ライチョウに出会う幸運に恵まれた3日間。
歩行時間 (1日目2日目ともに白馬大池でテント泊)
1日目 3時間15分 栂池自然園-白馬大池
2日目 8時間35分 白馬大池 = 小蓮華山 = 鉢ガ岳東面 (ピストン)
3日目 2時間45分 白馬大池-蓮華温泉
白馬大池は標高2380m。高みから俯瞰するとそれを実感できます。
ハクサンコザクラ、アオノツガザクラ、ハクサンイチゲ、コマ
クサなど、20種を超える高山植物が咲いていました。
ライチョウの親子(8月10日11時46分 小蓮華山頂の登山道わき)
母親のライチョウ 子供のライチョウ
少し曇った後に、4羽の子供を連れた母ライチョウが、小さな草の
実をついばみに姿を現しました。母は少し警戒しているようでした
が、子供のほうは、ほとんど警戒心は感じられません。
ひとしきり、散歩が済むと、5羽のライチョウはハイマツの向こう
に姿を消していきました。
左中景は五竜岳と唐松岳 中央遠景は穂高・槍ヶ岳 右近景は白馬鑓ガ岳